2024年09月21日

テーブルについた傷は補修できる?業者に依頼すべき理由や費用相場も

テーブルについた傷は補修できる?

食事や仕事、勉強など、日常生活を送るなかでテーブルに傷がつくことはどのご家庭でもよくあるものです。ひと目見ただけではわからない小さな傷、遠くからでもはっきりと認識できる大きな傷まで、大きさは傷によってさまざまです。新しいテーブルに買い換えるのも手段のひとつですが、「もしかしたら自分でも傷を直せるかも…」と思う方もいるでしょう。

そこで今回は、テーブルについた傷の補修方法をまとめました。あわせて、テーブルの補修をプロの業者に依頼した場合の費用相場などもご紹介します。テーブルの傷を綺麗にしたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

テーブルの傷は主に2種類

テーブルについた傷は、主に「ひっかき傷」と「凹み傷」の2種類に分けられます。

ひっかき傷

ひっかき傷とは、名前のとおり何かにひっかかれたように見える傷のことです。食器や重いものなどをテーブルの上で引きずったときや、ハサミ・カッターなどの刃物で表面を切ってしまったときにできる傷が該当します。

線状に傷がつくことが特徴で、木製テーブルでは白っぽい見た目になります。比較的傷は浅いですが目立ちやすく、ひっかき傷がつくと遠めからでも気になりやすいでしょう。

凹み傷

凹み傷とは、えぐれたように見える凹みのような傷のことを指します。食器類をテーブルに落としたとき、椅子や掃除機などをぶつけたときなどにできやすいのが凹み傷です。

ひっかき傷と同様に、凹んだ部分は光が当たる角度によって白っぽく見えることが特徴になります。凹み傷のほうが深いため、補修はひっかき傷よりも難しいです。

テーブルについた傷は自力で補修できるか

結論からいえば、テーブルについた傷は自力で直せます。テーブルの傷に対応した補修用アイテムを購入すれば、はじめて作業をおこなう方でも傷を補修して元どおりに直すことは可能です。

補修に必要な道具はホームセンターやインターネット通販にて取り扱いがあり、誰でも購入できます。「手軽に元どおりにできるなら挑戦したい」と思っている方は、試してみてもいいでしょう。

テーブルの傷を自力で補修する方法

テーブルの傷を自力で補修する際は、複数の方法から適切なものを選択する必要があります。

  • 補修パテを使用する
  • 補修用マーカーやクレヨンを使用する
  • 補修用樹脂スティックを使用する
  • ヤスリとオイルを使用する
  • オリーブオイルと酢を利用する
  • インスタントコーヒーを使用する

さまざまな補修方法があるので、ぜひ確認してみてください。

補修パテを使用する

テーブルについた傷には、市販されている補修パテが有効です。削れた部分や凹みをパテで埋めることで段差がなくなり、綺麗な見た目に仕上がります。

使い方は、ヘラなどを用いてテーブルの気になる傷にパテを塗り込むだけ。使用開始から10分経過すると固まるタイプであれば、初心者でも扱いやすいでしょう。カラーバリエーションが豊富で、テーブルの色と合わせれば補修部分が目立ちにくくなります。

補修用マーカーやクレヨンを使用する

テーブルのひっかき傷には、木工補修用のマーカーやクレヨンで対処しましょう。傷がある部分に色を塗るようにマーカーやクレヨンを塗り込むことで、白くなった傷が目立ちにくくなります。

傷が細いときはマーカータイプ、太いならクレヨンタイプの補修材を選ぶと、使いやすいだけでなくテーブル表面とのなじみもよくなります。複数の色味を組み合わせれば木目の色合いを再現しやすくなるので、使用する際は、カラーバリエーションが豊富な商品を選ぶのがおすすめです。

補修用樹脂スティックを使用する

補修用の樹脂スティックは、凹み傷を対処したいときに適したアイテムです。凹みが気になるところを樹脂ですき間なく埋めることで、深くえぐられた傷も上手に隠せます。使用後はヤスリをかけて段差をなくし、テーブルとなじませれば作業完了です。

市販されている補修用樹脂スティックのなかでも、おすすめは補修作業に必要な道具がそろっている商品です。樹脂を埋める際に必要な電気コテ、仕上げ作業用のウールなどがセットになっているため、ひとつずつ準備する手間が省けます。

ヤスリとオイルを使用する

木材そのものを使用した無垢タイプのテーブルについた傷は、紙ヤスリとオイルの併用で目立たなくできます。傷ができた部分とその周辺をヤスリがけすることで傷を根本的に補修でき、仕上がりも綺麗です。

補修の際はまず目が粗いヤスリで、傷および周辺部分が平らになるまで削ります。ヤスリを目が細かいタイプに変更し、表面が滑らかになるまで削りましょう。削り終わったら、メンテナンス用のオイルを要らない布やウエスに染み込ませ、ヤスリで削った部分に塗れば完了です。

オリーブオイルと酢を使用する

オリーブオイルと酢を混ぜ合わせたものを使ってテーブルを拭くと、ヤスリとオイルを使用したときと同様に傷が目立たなくなります。混ぜ合わせる割合は、オリーブオイルと酢が1:1と同量です。

テーブルの傷に染み込ませる補修材が完成したら、布などに染み込ませて気になる場所に塗り込みましょう。なお、オリーブオイルや酢と相性がよくない素材で製造されている場合は避けてください。

インスタントコーヒーを使用する

インスタントコーヒーの利用も、テーブルの傷を直して綺麗にする方法のひとつです。インスタントコーヒーはDIYに使用されることもあり、補修材にも適しています。

補修するときはインスタントコーヒーを同量のお湯で溶かし、浸したキッチンペーパーやティッシュペーパーなどで傷を少しずつ拭いてください。繰り返し拭くと徐々に傷が目立たなくなります。ブラウンカラーのテーブルであれば、さらにいい仕上がりになるでしょう。

テーブルの傷の補修はプロの業者に依頼すべきか

もちろん自力でもテーブルの傷は直せますが、実際はプロの業者に依頼することがベストな選択といえます。理由はテーブルについた傷を素人が綺麗に消すことが難しいから、そして補修に失敗するリスクがあるからです。

テーブルについた傷の補修作業は初心者でも可能ですが、完璧に仕上げるのは難しいものです。色合いや道具の扱いを誤ると、傷を目立たなくするつもりがかえって目立ってしまい、見た目が悪くなることもあるでしょう。自分で補修した後で仕上がりに納得がいかず、業者に頼むのは時間も手間も無駄になります。

また、傷の深さによっては難しい補修作業が必要になり、誤った方法で直そうとするとさらに悪くなる場合もあります。大きな傷など、初心者ではお手上げ状態になることもあるでしょう。

プロの業者はテーブルについた傷に対する専門知識が豊富で、なおかつ実績や経験もあります。テーブルの材質に適した補修方法で傷を消してくれるため、安心安全に元の綺麗なテーブルに戻してくれるでしょう。

テーブルについた傷の補修をプロの業者に依頼した場合の費用相場

テーブル補修をプロの業者に依頼した場合、費用相場は傷の具合によって異なります。テーブルについた傷や凹みが小さく、比較的簡単な補修だけで済むなら5,000円、高くても1万円ほどが相場です。なお、状態がひどく再塗装が必要なときは、10万円以上の費用が発生する可能性があることを頭に入れておきましょう。

テーブルについた傷の補修費用を安く抑える方法

自分で補修に必要な道具をそろえれば、テーブルについた傷を安く直せるでしょう。インスタントコーヒーや布は自宅にある方も多く、補修パテや補修用マーカー、クレヨンなど1,000円代で購入できる商品もあります。あくまでも目立たないようにしたいなら、自力で補修する方法が便利です。

「テーブルを長く使いたい」「状態が悪くなるのを防ぎたい」「綺麗に直したい」など品質のよさを求めるなら、プロの業者から見積もりをとることをおすすめします。複数の業者に相談すれば、安い費用でテーブルを補修してくれる依頼先が見つかりやすいです。写真の送付や訪問など、複数の見積もり方法に対応している業者も複数あるので、プロの補修サービスを安く利用したいときは試してみましょう。

まとめ

テーブルについた傷は自分でも直せますが、出来栄えや作業工程など初心者には難しいところも多いです。完璧な修理を望むのであれば、豊富な知識と経験を持つプロの業者に依頼しましょう。複数の業者から見積もりをとれば、安い費用で対応してもらえる依頼先が見つかりやすくなりますよ。

神奈川県座間市にある「ReBirth COAT」では、木製テーブルについた傷や凹みを補修し、表面にシートを貼るシート施工に対応しています。表面加工が施されていない完全無垢材のテーブルも施工可能ですよ。お見積もりは無料でおこなっておりますので、神奈川県内や東京都にお住まいの方はぜひお気軽にお問い合わせください。